シミの予防法を教えてください。
紫外線対策や正しいスキンケア、食生活の改善などがシミ予防につながります。
シミの原因である紫外線の予防と正しいスキンケア、肌を健やかに保つ食生活の改善を心がけ、予防しましょう。
肌の外側からのシミ予防・・・紫外線対策
まずは、天候や季節を問わず、日焼け止めを毎日塗ることを日課にしましょう。
日焼け止めには「SPF」と「PA」の二つの指標があります。「SPF」は日焼け止め効果の持続する長さ、「PA」は紫外線によるダメージをカットする力を表しています。
SPFが高いと持続時間が長くはなりますが、肌への負担が大きくなるため、適切な強さの日焼け止めをこまめに塗り直すのがおすすめです。ここで注意してほしいのが「日焼け止めの量」と「塗り直す頻度」です。
「私の使っている日焼け止めはSPF50だから大丈夫!」「PA++++だから完璧!」そう思っているあなたは要注意です。日本人女性の顔全体には、0.8gほどの日焼け止めが適量といわれており、一般的な乳液タイプの場合、手のひらの2/3以上は満たす量になります。
日焼け止めを塗り直す頻度も重要です。
時間や摩擦によって日焼け止めが落ちてしまうため、お昼休みや休憩時間を利用し、1日に2~3回ほど塗り直すと良いでしょう。
また、日差しの強い日や夏場は日傘を使うとさらに効果的なシミ予防ができます。
「毎日日焼け止めを塗るなんて面倒!」という方は、当クリニックでも扱っている『U・Vlock(UV対策サプリメント)』の服用がおすすめです。毎朝1粒を目安に噛まずにお召し上がりいただくだけで、紫外線予防ができます。肌の外側からのシミ予防・・・スキンケア
シミ予防に効果的なコスメを使うことで、手軽にシミ予防ができます。
ビタミンCやトラネキサム酸などの美白有効成分を含んだコスメを積極的に使いましょう。さらに、独自の美白成分を含んだ医療機関のみで取り扱っているドクターズコスメもおすすめです。
肌の内側からのシミ予防・・・食生活
シミに効果的な成分が含まれた食べ物を積極的に摂取することで、さらに効果的な予防ができます。
トマト
メラニン色素が過剰に生成されるのを抑える「リコピン」が含まれており、シミや肌荒れの予防効果が期待できます。生で食べることが多いかもしれませんが、加熱したり油で調理することで吸収率がUPするため、炒め物、スープ、トマトソースのパスタなどがおすすめです。
にんじん
メラニン色素が過剰に生成されるのを抑える「βカロテン」が多く含まれており、皮膚の紫外線への耐性を強め、皮膚や粘膜を健康に保ってくれます。βカロテンも油と一緒に料理すると吸収率がアップするので、炒め物や揚げ物、ゴマやくるみを使った和え物などがおすすめです。
アーモンド
ターンオーバーを促進してメラニン色素の排出を助ける「ビタミンE」や、紫外線のダメージから皮膚を守る「ケルセチン」が豊富に含まれているので、シミを予防します。
ブロッコリー
強い抗酸化作用を持つ「スルフォラファン」が豊富に含まれており、紫外線を浴びてもシミができにくくなります。またブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」は、成長したブロッコリーの20倍~50倍のスルフォラファンが含まれているため、よりおすすめです。
スルフォラファンを効果的に摂取するためには、サラダなどの生食がおすすめです。
既にできてしまったシミが気になる場合は、お気軽に当クリニックにご相談ください。